Fun touring | 6. 世界一長いベンチ[石川県]
今回向かったのは、ギネスにも登録されている“世界一長いベンチ“。
石川県能登半島西部に位置する増穂浦海岸。1987年に完成したこの全長460mベンチからは、日本海に沈む夕日を一望ことができる。
出発 13:00
ミニクーパーのエンジンをかけ、トラベルボードをリセットする。トラベルボードは走行距離、平均燃費、走行時間などを測定してくれる便利な機能で、中距離ドライブに出る時はいつもリセットして、帰宅後に運転を振り返る。
ミニクーパーといえばその一目でわかるアイコニックな外観がまず思い浮かぶが、内装に対する細部へのこだわりもいたる所から感じることができる。
特に印象的なのが「角を持たないデザイン」。各ボタン、スイッチの形状から、ディスプレイやシフトノブ、スピーカーにいたるまでが「円形」を強く意識したデザインになっている。ミニクーパーに抱く印象をそのまま内装にも落とし込んだような、それでいて違和感は無くドライバーはミニに乗っているという感覚を車内からも味わうことができる。
のと里山海道へ 13:50
1時間ほど北陸自動車道を走り、白尾ICからのと里山海道に入る。この日の日本海沿いは快晴。
のと里山海道の中でも特に好きなのが、この日本海を左に白尾ICから道の駅高松あたりまで続く10km弱の直線。石川は日本海に面しているが海沿いのドライブコースはそう多くなく、だいたい能登半島周辺に集中している。地元長崎県にある外海のように複雑にカーブを繰り返すラインもいいが、海を横目に真っ直ぐ駆け抜ける直線もまた良いもの。晴れた日は特に、荒波を連想する日本海とは思えないほどきれいな青色が気分を高めてくれる。
西山ICを降りて目的地へ
西山ICで降り、R249に乗り換え目的地へ。車と信号が少なく、きれいに舗装されていたワインディングをしばらく進む。
能登半島へ足を運ぶのは今回が2回目。同じ県内と言えど南の加賀市から能登半島北の珠洲市までは200kmもあるのでそう簡単には来れないが、愛車を走らせるには持ってこいのスポットだと思う。
世界一長いベンチへ到着
全長460mのベンチ、実際に見ると想像していた以上に長く感じた。
ここで花火大会なんてやったら面白そうなんて考えたみたが、検索するとやはりそういうイベントはあるそう。「ときめき桜貝廊」では、夏から秋の終わりにかけてこの世界一長いベンチがイルミネーションで彩られ、夕焼けと夜景が同じ場所で楽しめる。今年はコロナのせいもあって開催は中止されていたが、ぜひいつか訪れてみたい。
和倉温泉総湯へ
帰宅する前に運転に疲れた体を休めるべく、七尾市にある和倉温泉総湯でひと休憩。
ここにくるのは2回目だが、相変わらず大衆温泉としてのクオリティの高さとリーズナブルさに感銘を受ける。せっかく石川県に住んでいる間にいろんな温泉街へ足を運んでみたい。
6回目となるFun touring。走行距離、平均燃費などは以下。
走行時間:4時間15分
走行距離:251km
平均燃費:18.0km/l
平均速度:60.5km