「赤耳」「リジッド」「チェーンステッチ」… | デニム用語集①

「お気に入りのジーンズが欲しいなぁ」
「1からデニムを育てたいけど、あんまり詳しくないし…」

 

そんな時のために、デニムの基本となる用語をいくつかまとめてみました。

今回は「赤耳」「リジッド」「チェーンステッチ」について

 

 

赤耳、セルビッジとは

旧式の織機によって織られるデニム生地で作られたジーンズのアウトシーム裏に見られる生地の耳端のこと。赤いステッチを採用されていることが多いことから、「赤耳」と呼ばれるようになった。一般的に丈夫かつ高品質なジーンズに位置付けられているが、僕が思うによほどのことがない限り、この部分からジーンズがダメになることは無いので、高品質と言うよりもロールアップ時のおしゃれ要素の方が大きい気がしている。

昔、デニムにハマっていたころは「セルビッジジーンズがいい!!」なんて思っていたが、今はそこまでに執着はしない。普通のデニムにも普通のかっこよさがあるし笑。

ただ、サイドシーム部分に特有のアタリが出ることもあり、かっこいいと思う。

 

 

この赤耳について、4年ほど前に福岡のセレクトショップでジーンズを見ていた際に、店員さんがこう話してくれたのを今でも覚えている。

旧式の織機はジーンズを大量生産することができなくて、ある程度の大きさの生地から一つのジーンズを作るしかなかった。その際に一枚の生地の両端がアウトシームの裏側にくるように作っていたため、セルビッジジーンズというモノができたんだ。

それから技術が進み、大きな生地から大量にジーンズを生産できるようになり、セルビッジの無いジーンズの生産が主流となった。だから僕はそんなにセルビッジに魅力は感じないね。

要するに、昔はセルビッジジーンズしか作れなかったのだとその店員さんは言う。

 

言われてみれば確かに。今でこそ高品質、おしゃれ、丈夫が売りとなっているが、そこにはこんな時代背景があるみたい。

 

 

リジッド、生デニムとは

 

「リジッド」とは要するに未加工のデニムのこと。デニム生地は藍染めされ、加工される過程の中で裁断や縫製を安定させるために「糊」付けされる。その際に生地に付着したこの「糊」を残したままのものを「リジッド」という。このリジッドデニム、防縮加工がされたモノと、されていない「生デニム」と呼ばれるモノの2種類が存在するそう。逆に洗いを掛けて「ノリ」を落としたモノを「ワンウォッシュ」「リンス」とい言ったりする。

 

一からジーンズを育てたい、と思っている人には「リジッド」のジーンズもしくは「ワンウォッシュ」のモノをオススメする。中にはアタリを出やすくする為に糊を落とさず数ヶ月履いてからワンウォッシュする人も居るらしいが、汚れで生地が傷むのでこの方法はあまりオススメしない。実際に僕もリジッドのまま数ヶ月履いていたジーンズを持っているが、やはり履いているうちにヒザのあたりが破れてしまった。

数日~数週間リジッドを楽しんだらしっかり「糊落とし」するのが賢明だろう。

 

ちなみに防縮加工がされていない「生デニム」は裾やウエストがかなり(2~5センチほど)縮むことがあるので注意。少しサイズアップしたモノを買おう。店員さんに防縮加工についてはしっかり聞くべし笑

 

 

チェーンステッチ、シングルステッチとは

 

ロールアップするときに見える裾のステッチ。こんな所までこだわりを注ぐデニムファンも少なくはない。「チェーンステッチ」とは上の写真のように裾のステッチ(糸)が鎖のように縫われているモノ。ヴィンテージのモノに多く、丈夫くするのが目的だが、履き込んでいくうちにチェーンステッチ特有のアタリが出てくる。実際に僕もこのアタリの感じは好きだし、ふと他人のジーンズを見たときとかに「お、かっこいい。。」なんて思ったりする。

新品を購入し、裾上げする際に店員さんに「チェーンステッチで」とお願いしてみよう。「お、こいつ知ってんな」と思われるか「うちのミシンではできません」と言われるかのどちらかだろう。。笑

 

まとめ

今回は僕が知っているデニムの基本となる用語をまとめてみた。他にも「ハチノス」「ヒゲ」「隠しリベット」などなど、、こだわり始めたらキリがないが、いつかパート2として紹介できたらいいなと思う。

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