自分好みのジーンズを求めて。「オンス」「ボタンフライ」「リベット」|デニム用語集②

デニムに関する言葉はたくさんある。前回のデニム用語集①に続き、今回は第二弾として「オンス」「ボタンフライ」「リベット」について。この用語を知っていると、新しくデニムを購入する際に自分好みの商品を見つけやすくなると思うので、ぜひ最後まで読んで欲しい。

 

デニムの「オンス-oz」とは

たまにお店で「このデニムは何オンスぐらいですか?」と店員さんに尋ねることがある。オンス(oz)とは「1平方ヤードあたりの生地の重さ」を表す単位のこと。よく生地の厚さを表す単位と勘違いしやすいのだが、だいたいイメージするものは同じなので、厚さを表していると思ってもらって構わない。

 

1ozは28.35gなので、例えば14ozだと14×28.35=396.9gとなる。

スタンダードなジーンズは13ozぐらいで、10oz前後のものを「ライトオンスデニム」、14.5oz~のものを「ヘビーオンスデニム」と言ったりする。

 

【A.P.C】のロウデニム(生デニム)の生地

僕が普段よく履いている【A.P.C】のジーンズは確か14.8ozぐらい。僕はこのくらいある程度生地が厚いモノが好きだ。

 

オンスによって履き心地は大きく変わるし、色落ちの様子にも大きく影響するので、今自分が持っているジーンズの生地の厚さを確かめてみてはいかがだろうか。

 

※補足
1平方ヤードとは、1辺が1ヤードの正方形の面積と定義される。1ヤードが0.914メートルほどなので、1平方ヤードは0.836平方メートルぐらい。

 

 

「ボタンフライ」と「ジッパーフライ」

この言葉は知っている人も多いと思うが、ウエストを閉める際ボタンでとめるものを「ボタンフライ」、ジッパーでとじるものを「ジッパーフライ」と呼ぶ。デニムの防縮加工技術が進んでいなかった当時は、ジッパーだとジーンズを洗うたびにねじれが生じ、うまく閉まらないことが多くあったためボタンフライが主流だったそう。それから技術が進み、1960年代にジッパーフライが普及するように。【Levi’s-リーバイス】からは1967年に初めてジッパーフライが採用された501ZXXが登場し、現在の502や505の原型になっている。

 

ボタンフライ独特のアタリも

ボタンフライ特有のアタリがでることもある。あまり人から見られる部分ではないが(笑)。ヴィンテージらしさを求めてボタンフライを選ぶマニアも多いそう。

ボタンはめんどくさい!と思う人もいるだろうが、慣れればパパっと開け閉めできるようになる。僕はむしろボタンの方が楽だと思っていたり。

 

 

生地を補強する「リベット」

「リベット」とは、ジーンズのポケット部分に打ち込まれた鉄やアルミ、銅でできた鋲(びょう)のこと。デニムを補強するためにあるもので、ジーンズ最も特徴的な要素の一つ。リベットの代わりにカンヌキ、バータックと呼ばれる棒状の縫製がされたジーンズもある。

 

【A.P.C】のバックポケットの端には、カンヌキが採用されている。(ギザギザなステッチの部分)

 

ヴィンテージジーンズに見られる「隠しリベット」

1900年代にバックポケットが2つになり、現在の5ポケットジーンズが確立された。その当時は、バックポケットの露出したリベットが馬の鞍(馬の背中に人を乗せるための革でできたもの)や椅子、ソファを傷つけてしまうと、ユーザーの間では不評だったらしい。そこでアメリカ3大ジーンズメーカーのうちの一つである【Lee】からカンヌキが登場し、それに対抗して【Levi’s】は1937~1966年まで生地の内側から打たれた「隠しリベット」が用いたそう。

これまたヴィンテージジーンズファンの間で特有のアタリが人気だという話を聞いたことがある。

 

 

まとめ

デニム用語集第二弾、いかがだっただろうか。

僕の話をすると、ジーンズは「14oz以上」かつ「ボタンフライ」のものが好き。はっきりとした色落ちをしやすいし、ボタンフライに慣れてしまっているからだ。まあでも生地が厚ければ厚いほどいいというわけでもないし、ジッパーにはジッパーの良さもあるので、この記事を参考に自分好みの1本を見つけてみて欲しいと思う。

またいつか、第三弾もあると思うのでお楽しみに(笑)。

 

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