【ユニクロ】のジーンズについて思うこと。
【Uniqlo-ユニクロ】のジーンズを持っているだろうか。価格も安く質が良いということで世界中で注目を浴びており、世間一般では『ユニクロのジーンズはコスパ最強』だなんて謳われている。果たしてホントにそうなのか、【ユニクロ】のジーンズについて思うことを、所有しているジーンズの特徴と共にまとめてみた。
【Uniqlo】のジーンズについて
カイハラデニム
「カイハラデニム」という名前を聞いたことがあるだろうか。
広島県福山市に本社を置き、ブルーデニムにおいて国内で50%以上のシェアを占めているのがこの「カイハラデニム」。コットンの選定から仕上げまでの生産過程を自社で行う日本唯一のメーカーで、コンピュータ制御の最新式から、旧式のシャトル織機まで、異なる特性を持つ織機が絶えず稼働している。この「一貫生産」を行うことで、クオリティの高いデニムでありながらリーズナブルに提供することができている。海外でもよく知られており、その信頼も厚いという。ユニクロのジーンズも今やほとんどがこの「カイハラデニム」で作られていて、ユニクロがコスパ最強と謳われる所以。
ジーンズラインナップ
ユニクロのジーンズは種類、カラーが豊富で年々アップグレードされている。その中のメンズラインナップをいくつか紹介する。
レギュラーフィットジーンズ
- 程よいゆとりのある、レギュラーフィット
- バックポケットが一回り大きい
- どんな人にも合うユニクロジーンズの王道
昔からある定番のジーンズ。
スリムフィットジーンズ
- 足をすっきり見せるスリムシルエット
- ストレッチのきいた履きやすい生地
- ウォッシュ加工はL.A.のジーンズイノベーションセンターで開発
どんな服にも合わせやすい現代的なジーンズだと言える
ウルトラストレッチジーンズ
- ウルトラストレッチデニムを採用し、これまでにないフィット感を実現
- バックポケットをハの字に付け、男らしさを演出
- サイドシームの幅を太めにし、ストレッチ生地にやさしい肌触りをプラス
ユニクロのこだわりの詰まった人気のジーンズ。
他にもEZYジーンズやデニム生地を採用したジョガーパンツなどもユニクロは展開している。
スリムフィットジーンズとレギュラーフィットジーンズ
先ほど紹介した「レギュラーフィットジーンズ」と「スリムフィットジーンズ」をそれぞれ1本ずつ所有している。どちらも一番濃いブルーのモノを購入し、1年以上履いている。
左がレギュラーフィットで右がスリムフィット。どちらもいい色をしていて気に入っている。
レギュラーフィットジーンズの特徴
こちらはレギュラーフィットジーンズをロールアップした時の写真。僕は2つとも裾上げをせず、ロールアップを1,2回して履いているので、「チェーンステッチ」が残ったまま。おそらくユニクロのジーンズはデフォルトでチェーンステッチとなっているモノが多いと思う。
これからの夏は、どちらかというとゆとりのあるこのレギュラーフィットジーンズを履く機会が多くなるだろう。
スリムフィットジーンズの特徴
こちらはスリムフィットジーンズの中でも「ストレッチセルビッジスリムフィットジーンズ」を購入したため、「セルビッジ(赤耳)」がある。先ほど紹介したカイハラデニムの旧式シャトル織機でおそらく作られているのであろう。チェーンステッチについても同じ。細身でどんなトップスにも合わせやすく、いい意味で「ユニクロ感」の無いジーンズ。
恐らくだが、レギュラーフィットジーンズがワンウォッシュされているのに対して、このジーンズは未洗い、「ノリ」が付いたような状態で販売されている。触ると若干パリッとしているので分かりやすい。色落ちを楽しむならできるだけ濃いものを選ぼう。
色落ちについて
1年ほど履いて洗濯回数は7回ほど。全体的にはまだまだ濃いブルーだが、徐々にポケット下あたりに「ヒゲ」とよばれるあたりが出始めている。上の写真はスリムフィットジーンズなのでストレッチが効いているが、思っていたより色落ちに期待ができそう。レギュラーフィットのものも履いた回数はほとんど同じ。少しゆとりのあるシルエットな為、あたりが出るのにはもう少し時間がかかりそうだが、僕としては今のまま全体的に色落ちしてくれることを期待している。
思うこと・まとめ
紹介してきた【Uniqlo】のジーンズ。正直言ってかなりイイ。おすすめのモデルは先ほど紹介した2つ。個人的な意見だが、加工されたものは悪い意味で「ユニクロっぽさ」が出てしまっている気がするので、出来るだけ色落ちの無い物を購入するといいと思う。
一つ、気になる点を挙げるとしたら、【Uniqlo】は世界中に店舗を持っているせいか、基本的に股下が深く、日本人の一般的な体型の人はどうしても裾が余ってしまう。裾上げは基本無料なのでそうすればいい話なのだが、店舗での裾上げは「チェーンステッチ」に対応していない。皮肉なことに、せっかくのこだわりが、日本人は楽しみにくいと感じる。
ただ、チェーンステッチに関してはオンラインストアで裾上げをすれば可能とのこと。リピートなど試着が必要ない人はこの方法がいいのかな。